ラプサンスーチョン

ラプサンスーチョンは福建省の武夷山地域で生産される有名な紅茶です。 茶葉を松の薪で燻製します。茶葉はスモーキーな香りをよく吸収し、このお茶を紛れもなく特徴的なものにしています。

さわやかな香りが魅力的なお茶で、飲み進めていけばそれが全身に染み渡っていくのを感じることのできるカリスマ的なお茶です。 まずスモーキーな点についてですが、そのスモーキーさは穏やかで洗練されており、スパイシーさはあるものの、それが他の香りの邪魔をすることはありません。主な香りとしては、パインウッド、キャラメル、ピクルス、スモークパプリカがあり、エキサイティングでユニークなバランスが保たれています。 酸味のあるスモーキーな木の香りのおかげでさわやかですが、甘くてシロップのような後味が長く続きます。

茶葉はゆっくりと開くので、20煎ほどお茶を淹れることができます。 とても長持ちするので、大勢のゲストに簡単にサービスしたり、一日中楽しんだりできます。注ぎ忘れても苦くならないので、お茶愛好家も初心者も、この最高品質のラプサンスーチョンで忘れられないお茶体験をお楽しみください。

賞味重量: 100 g

原材料: 紅茶

産地：中国、武夷山桐木関廟湾地区

作り方

淹れ方
1.急須に熱湯を入れて温めておきます。
2.茶葉３-４gに対して、150ccの熱湯を注ぎます。湯の温度は約95～100度です。
3.茶海（湯冷まし、ピッチャー）や茶杯(小ぶりの湯飲み)もお湯で暖めておきます。
4.蒸らす時間は約30秒です。
※2煎目は注いだ熱湯を茶葉にさっと通すだけで結構です。3煎目以降も同じ方法で淹れていただけますが、薄いと感じる場合は、時間を長くしてください。
5.茶湯をいったん茶海等に注ぎ入れて味を均一にし、その後それぞれの茶杯に注いで下さい。
注ぎきったら、茶葉の蒸れ防止に急須の蓋は空けて置いてください。

ただしお茶はあくまで嗜好品であり、なにをおいしく感じるかの基準は千差万別です。いろんな淹れ方を試してみて、自分に合ったお茶の淹れ方をしてください。